秋の花たち
あまりにも可愛らしくて、ついつい手にとってしまう花たち。
みつばちに蜜や花粉を供給してくれる植物を蜜源植物といいますが
ここに集めた花たち
みんな、みつばちたちが好きな蜜源植物なんです。
まず、
青い星型のボリジの花。
うつむき加減に咲くのがもったいないほどの 可愛らしいお花です。
みつばちのためにと 今年は庭に、畑に、たくさん植えたので、お花を砂糖漬けにしてみました。
そして、次は
このピンクのお花。
一体なんの花でしょうか?
これ、実はラッキョウです。
そう、あの「らっきょう」なんです。
この写真ではまだ蕾ですが 一つ一つ花開くと 花火のようです。
ラッキョウの花が、こんなにもかわいいことを初めて知ったとき、ちょっと感動しました(笑)
さて 次は
ラズベリー色のカナムグラの花。
棘がちなツルがはびこり、白い花粉が飛んで、厄介がられる雑草ですが
こんなにも可愛らしい花をつけます。
そして、このラズベリー色が、しばらくたつと、濃いブルベリー色になって、それがまた可愛いんです。
同じく厄介がられる雑草の代表格であるアレチウリ。
このグリーンの小花も なかなか可愛くて 好きです。
みつばちたちも大好きな花で 、アレチウリの花の季節は、みつばちの羽音がぶーーーん、ぶーーーんとよく聞こえます。
私たちは 植物を
人間目線で分類します。
ハーブ
野菜
雑草
観葉植物
山野草
などなど、切り取り方はたくさんあって
花、というと とかく
園芸用のお花が愛でられますが
でも、
野菜の花も 実はすごく素敵で
雑草の花も こんなに可愛らしくて。
先入観が邪魔してしまって、
とかく、見えるものも見えない。
これ、よくあることですが、
それが、
花にはまさに当てはまるなあと感じます。
雑草の花も 野菜の花も
花って なんて素敵なんだろうと思うのです。
虫たちに蜜や花粉を提供して
豊かな実りをもたらしてくれる。
そして
ただそこにあるだけで
私たちの心を和ませてくれる。
癒してくれる。
虫たちにも 私たちにも優しい花を
もっともっとたくさん
この世界に広げたい
そんなことを思いながら
秋の野花を 玄関に飾りました。
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11/9(金) 午後の部 ヒンメリ
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