1年間を振り返って
今年は私たち野あそび工房にとって、大きな飛躍の1年でした。
そんな1年を振り返り、写真をコラージュしてみました。
山梨で育った麦の藁を使って、
ヒンメリやストロースター作り。
たくさんの方々と
麦あそびの楽しい時間を共有できました。
こちらはクリスマスリース作り。
Gem Green さんとのコラボワークショップ、大好評でした。
身近な自然素材を活かして、
自分の手でモノを生みだし、
生活に彩りを添える暮らし作り。
野あそび工房の目指すかたちが、
ようやく少しずつ出来てきたように思います。
そして、最後に なんといってもこれ。
念願の「みつろうらっぷ」が完成しました。
より安全で、より質の良いものを。
そんな思いで、材料を吟味し、試作に試作を重ね、一年以上かけて やっと作りあげた、思い入れのあるらっぷです。
いまや、プラスティック問題は、予想以上に深刻な状況です。
海洋汚染がすすみ、海の生き物たちに影響を与えています。プラスティックに絡まったり、誤飲誤食して被害を受けている生き物の写真など、ご覧になった方も多いと思います。
しかし、この問題は決して対岸の火事ではありません。
海も山も川も、自然界はみな循環しています。
陸に住んでいる私たちに無関係なことではないのです。
秋にショッキングなニュースが飛び込みました。
私たちが食べている塩の、
なんと9割にマイクロプラスティックが検出されたというのです。
調査結果の詳細がナショナル・ジオグラフィックに出ました。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/101900449/?ST=m_news
そもそも、マイクロプラスティックって、なんでしょう?
そして、なぜ
プラスティックごみが
これほどまでに問題視されているのでしょう?
マイクロプラスティックとは
プラスティック製品が、紫外線などを浴びて劣化し、ボロボロに崩れた微粒子です。
プラスチックのポリマーそのものは,人体に無害あるいはほとんど害がないとされていますが,プラスチックの製造に使われる添加剤が人や生物の健康を脅かすと言われています。
崩れることで、有害な化学物質が放出されることが問題なのです。
しかも,マイクロプラスチックは、海水中にすでに存在している残留性有機汚染物質を吸収吸着してしまいます。
私たちが暮らしている
ここ、山梨の身近な川でも
マイクロプラスティックが検出されたとの報道が出たばかりです。
山梨日日新聞ニュース
https://www.sannichi.co.jp/article/2018/12/27/00318280
今や 私たちの生活に溢れているプラスティック製品。
普通に生活していると
プラスティックごみを減らすことは
なかなか難しいと感じます。
しかし、私たちが
今の暮らしを続ける限り
川から海へ
どんどん
問題は深刻化し
川や海の生き物たちだけでなく
私たち自身の首をも締めることに繋がっていきます。
さて
私たちになにができるのか
どんな工夫で
この地球をきれいにしていけるのか
「みつろうらっぷ」は
その1つの提案にすぎません。
私たちの暮らしを
自分たちの手で守れるように
なにかそんな試みを
今後 みなさんと
やっていけたらいいなと
思っています。
1年間、ありがとうございました!
また、来年も
みなさんとの 野あそび時間
楽しみにしております。
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