みつばちの秋

朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。

タートルネックのシャツや
マフラー、手袋などの防寒具を
衣装ケースから発掘!
タンスの引き出しに
スタンバイしました。

みつばちたちも
冬を迎える準備をしています。

ローズマリーの花に
せっせと蜜を集める
みつばちの姿がありました。

この花蜜は
巣に蓄えられて
みつばちたちが冬を越すための
大切な食糧のもとになります。

みつばちたちが 
巣箱から外へ出る気温は10度くらい。

朝晩はシーンとしている巣箱の
中をみると
こんな感じで
きれいに蜂球を作っています。

みつばちたちは冬眠はしません。

寒い冬の間
この時期は産卵をお休みしている
女王蜂を中心に
こうやって体を寄せ合い
細かい羽ばたきで熱を起こして
巣を30度くらいの温度に保っているのです。

だから
蜂の数が少なすぎたり
はちみつが不足してしまったりすると
冬を越せずに死んでしまうことになります。

そういうわけで

今の時期、
せっせと蜜を集めている
みつばちたちを見ると自然と
心の中で
がんばれー!と
応援してしまいます。


庭にたくさん生えている
アメリカセンダングサ、
種が服について
一般的には厄介な雑草ですが
みつばちがたくさん
来訪している姿をみると
刈ることができずにいます。


この時期、ボリジの花にも
頻繁にみつばちの姿が見れるようになりました。

ボリジの花は
みつばちがよく集まることから、
受粉を助ける
いちごのコンパニオンプランツとして 
一緒に植えるといいそうです。


さて、
このように冬眠しないみつばちですが、
あの、スズメバチたちも同じように冬を越しているんでしょうか?

これが 面白いことに
全く違った冬越しの仕方をするのです。

みつばちの世界では、新女王が誕生して巣別れする「分蜂」は春ですが

スズメバチの世界では
新女王は秋に誕生します。
そして、交尾飛行を終えた女王は、
そのまま朽ち木や倒木で冬眠し
冬を越します。

巣に残った働き蜂たちは 
秋も深まり 
餌になる虫たちがいなくなってくると
だんだんと衰え
死んでいってしまいます。

そして
空っぽになってしまった
スズメバチの巣は
もう利用されることはありません。

スズメバチの巣を見つけて
駆除しようか
どうしようか悩んだ時
もし、その場所が
私たちの生活に支障のない場所であるならば
放っておけば
そのまま 冬にはいなくなることになりますね。
 危険生物として敵視されるスズメバチたちも、自然界では大切な役割を果たした担っていて、生態系のトップとして、さまざまな虫を捕食しています。

 畑で害虫とされる虫も たくさん食べてくれていて、実はスズメバチのおかげで、生態系のバランスが保たれているのです。

 必要以上に殺すことなく、スズメバチともうまく付き合っていきたいなと思います。

 このことは、また改めて 書きたいことの一つです。


ヒンメリ&ストロースターワークショップ 追加開催いたします。


開催日時■ 
 11月 30日(金) 
午前の部  10:00~12:00                  ストロースターWS 
午後の部  13:00~15:00                  ヒンメリWS 

※ワークショップは午前か午後どちらかだけでも、または両方ご参加いただくことも可能です。

■場所■  ◇FAV LIFE  2F 
(光と風マーケットコート内) 
 
山梨県甲府市横根町480-1 
(JR石和温泉駅より車で10分・
英和短大入口バス停より徒歩1分) 
※お車でお越しの方はマーケットコートの駐車場をお使いください。

 ■定員■  
 ◇ストロースター 6名 
 ◇ヒンメリWS  8名 

 ■参加費■  
◇ヒンメリ 2500円 
(材料費込、ワンドリンク付)
◇ストロースター 2000円 
(材料費込、ワンドリンク付) 
※ヒンメリとストロースター両方の場合 4000円 

■ 持ち物■
・ 糸切りばさみ 
・ものさし(15㎝以上のもの)
 ・ タオル(ヒンメリの方のみ)

■お申込み方法■
 
ご予約はこちら  noasobi8@gmail.com 
(野あそび工房 トウマ) 
 
 お名前、電話番号、参加希望WSの日時をメールでご連絡ください。
 

野あそび工房

自然によりそう 地球にやさしい 暮らしづくり

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