ヒンメリとみつばちの巣と
まずは こちらの動画を。
ヒンメリは
何度見ても 美しい。
かすかな空気の流れを受けて
ゆっくり回転します。
ゆっくり回転します。
回って
回りきって静止し
また
元に戻ろうと 逆回転を始めます。
何度見ても 美しい。
この形。
60本の同じ長さの麦わらを使って
作っています。
ヒンメリの基本形である正八面体が
いくつも連なった形。
実は
この形を作ってみたのは2度目。
1度目は、
長さがきれいにそろっていなくて
全体の形がきれいな四角にはならず
失敗してしまいました。
きちんと同じ長さを そろえてこそ
組み合わさって生まれる
幾何学模様の美しさなんだと
その失敗から学びました。
一方 こちらは
我が家で飼っている
日本みつばちの巣です。
きれいな六角形が組み合わさった
ハニカム構造です。
以前
六角形のクッキー型で
クッキーを作ったことがあります。
生地を伸ばして、
型を押すときに
はたと気がつきました。
この形を
いくつも並べて
隙間なくきれいに押せば
真ん中の余り生地はでないのだと。
同じ形が隙間なく繋がって
ずれることのない
全く無駄のない形。
みつばちたちは
巣作りに
三角形でも四角形でもなく、
六角形を選びました。
巣作りの材料は、
みつばちか分泌するミツロウですが、最小限のミツロウで、
最も多くのハチミツを保存できる
効率のいい形が、
この六角形。
しかも、
六角形が組み合わさった
このハニカム構造は
強度的にもすぐれているのです。
こんなにきれいに
よく作るなあと
巣を見ては
みつばちたちの仕事ぶりに
いつも感心します。
学校の勉強で
私は数学が嫌いでした。
今でも苦手です。
でも、ヒンメリを眺めていると
みつばちの巣を見ていると
この美しさは
数学的な美しさだと
感じるようになりました。
そして
この美しさには
宇宙を感じます。
天と地
光と影
静と動
相反する2つのものが
内在し
調和しているイメージ。
自然界のものには
そういう美しさがあるなあと思うと
数学がちょっと
好きになれそうな気がしています。
0コメント